トップ 整形外科ナビについて 相互リンク お問い合わせ 無料掲載について サイトマップ

整形外科ナビ整形外科で病気を治す(2) > 手根管症候群の概要

手根管症候群の概要

手根管症候群の概要の画像

中年以降の女性に多く、手の痺れを主症状とする整形外科の病気に手根管症候群があります。手根管とは、手首内にある骨と靭帯に覆われたトンネル状の器官の事で、内部には前腕を内側に捻ったり手首・手指を屈曲させたりする動きに関わる正中神経と、9本の手指を曲げる腱が通っています。手根管症候群とは、手根管内部を通る正中神経に慢性的な圧迫が生じ、それによって引き起こされる様々な症状の総称です。

この病気に特有の初期症状としては、人差し指や中指の親指側に発症する痺れや痛みがあります。最も顕著なのが起床時で、悪化すると睡眠中にも痛みや痺れのためにしばしば目が覚めてしまうようになります。ただ、このような場合には指を動かしたり手を振ったりする事でかなり症状が軽減されることが分かっているので、是非覚えておくと良いでしょう。

病状が進行すると、母指球菌と呼ばれる親指の付け根付近の筋肉が痩せ衰え、何かをつまんだり、細かな作業をしたりする事が難しくなってきます。手根管症候群は、日常的に手をよく使う職業の方の罹患率が特に高い病気ですが、その他にも骨折や腫瘤で手根管を圧迫しているケース、長期の血液透析、浮腫みがひどい場合なども、リスクが高まると言われているようです。

現在、手根管症候群は薬物療法が主流であり、消炎鎮痛薬やステロイド注射、ビタミンB剤の投与が行なわれます。患者が日常生活を少しでも快適に過ごせるよう、補装具を利用する場合もあります。しかし、薬物療法による症状の緩和が見込めない場合には、外科的手術も視野に入れなければなりません。

手根管症候群の手術方法としては「開放切離術」や「内視鏡手術」がありますが、最近ではこれらの欠点を補った「低侵襲皮切屈筋支帯開放切離術」を採用している医療機関も多く見受けられます。最小限の切開で済む上に、直視下で行なわれるため内視鏡よりも確実です。手根管症候群は、親指の付け根が痩せ細るまで放っておくと緊急手術を要すばかりでなく、治療も困難を極めてきます。

自覚症状が明確に表れる病気ですから、異変を感じたらすぐに整形外科を受診するよう心掛けましょう。



スポンサー広告

ネットショップ広告


整形外科ナビのおすすめ業者一覧はこちら。

今日のお勧め記事 ⇒ 捻挫の概要

捻挫とは「挫き(くじき)」とも呼ばれ、関節に関節の限界を超えた動きが加わった場合に起こるものです。転んだ時やスポーツをしている時などに足首を捻って捻挫になった経験のある方も多いことでしょう。捻挫は、起きた部位によって「足関節捻挫」「手関節捻挫」「腰部捻挫」「頚椎捻挫」「膝関節捻挫」「肩鎖関節捻挫」などの分類があります。 捻挫になると、運動痛や圧痛、腫れといった症状が見られる他、圧迫すると痛い(圧痛)のも特徴的です。応急処置としては、まず冷やす事が第一になります。湿布薬がなく

整形外科ナビについて

当サイトに掲載されている店舗情報、営業時間、などは、記事執筆時の情報です。最新情報はオフィシャルサイトにて確認していただければと思います。